予約していた「クラウドの衝撃」が自宅に届いたので週末に速攻で読破。 2008年後半までの出来事を包括的にまとめてくださっているので、 キーワードや概念をあいまいなまま流してしまい、 今更聞けないが気になる…という人や、振り返って整理するために最適な一冊。 おそらく企画や執筆タイミングのこともあり、先行するSalesforce.com、アマゾン、 Googleに関する記述が詳しい。導入を真剣に検討するとなれば誰もが気になる SLAや価格についても記載されている。 この中で、クラウドの現状を解説しつつも、今後どのようなことが起こりそうなのか、 ソフトウェア/ハードウェアベンダー、SI'er、ISVがそれぞれの立場でどのような道を とるべきなのか、という視点での提言もまとめられている。 マイクロソフトの取り組みや、Windows Azureを今後有望なPaaSのひとつとして 適切にとらえていただ