日本マイクロソフトは2011年4月14日、PowerPoint 2003でファイルを開くと、実際には破損していないにもかかわらず、「ファイルは破損しています」といったエラーメッセージが表示される場合があることを明らかにした。原因は、同社が4月13日に公開したセキュリティ更新プログラム(パッチ)。 問題があるとされているのは、「MS11-022 Microsoft PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2489283)」のPowerPoint 2003向けパッチ。このパッチを適用すると、誤ったエラーメッセージが表示される場合があるという。 具体的には、ファイルを開いた際に、「ファイル "xxxxx" は破損しているため、スライドに含まれるテキスト、画像、またはオブジェクトの一部を表示できませんでした」といったメッセージが表示される(図)。 この問題が発生するの
![PowerPoint 2003で「ファイル破損」のエラー表示、原因は最新のパッチ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)