ナミビアのエトーシャ国立公園で撮影したクロサイ(2015年5月8日撮影)。(c)AFP/MARTIN BUREAU 【6月4日 AFP】ナミビア環境省は3日、11月に終わる狩猟シーズンにクロサイ3頭を狩猟できるライセンスのオークションを行うと発表し、狩猟愛好家に参加を呼びかけた。ナミビア政府は以前にも同様のオークションを行って世界中から非難を浴びたことがある。 昨年は35万ドル(約3700万円)を払ってライセンスを手に入れた米国人ハンターが高性能ライフルでクロサイを殺した。誤って別の動物を殺さないよう狩猟には政府関係者が同行したという。 2012年以降、毎年サイの個体の狩猟ライセンスを販売しているナミビア政府は、狩猟が許可されるのは若いサイに危害を加える繁殖年齢を過ぎた個体で、狩猟ライセンス販売による利益は自然保護や密猟対策に利用していると説明している。 ナミビア環境省の3日の発表によると