先日、特定秘密保護法案が衆議院で可決されました。日本の安全保障のために、特定の情報を特定秘密とし、その情報の漏洩を防ぐための法律。こういうと聞こえは良いのですが、私たちの知る権利に関わる問題点や、一般の国民が特定秘密に(知らずにでも)関わろうとすることで処罰対象になる可能性もあるなど、多くの問題を抱えた法案であるということが指摘されています。 さて、この法案を機会に、なぜ人や組織はなぜ秘密を持ちたがるのか、ということを考えてみました。すると、それはどうも、「秘密」にすることで3つのメリットが得られるからではないかということに考え至りました。 そのメリットの一つは、自分が利益を得るための重要な情報を守ることができるということ。二つ目は、都合の悪いことや失敗を隠すことができるということ。安倍政権が特定秘密保護法案を急いで成立させようとしているのは、この二つのメリットを得たいからでしょう。 そ