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2019年4月2日のブックマーク (3件)

  • 旭屋書店、TSUTAYA子会社に

    TSUTAYAは4月1日、旭屋書店(大阪市)と東京旭屋書店(東京都千代田区)の株式を取得し、子会社化したと発表した。TSUTAYAのデータベースマーケティングと旭屋書店の顧客基盤を掛け合わせ、「お客様にとって価値ある新しいライフスタイル提案型の書店づくりを加速させる」としている。 旭屋書店は1946年、JR大阪駅前に創業。大阪、東京を中心に、香港などにも拠点を置き、国内13店舗、海外1店舗を展開している。 2015年にはTポイントプログラムを導入し、18年、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループのフランチャイズである「TSUTAYA BOOK NETWORK」に加盟。データベース活用した消費分析を基にした商品展開や作品選定、共同フェアの実施などを行ってきたという。 関連記事 「天牛堺書店」破産に驚き 「新刊も古も扱う稀有な書店」と惜しむ声、作家も「ショック」 新刊と古を扱

    旭屋書店、TSUTAYA子会社に
  • ロバート・キャンベルさん「国書か漢籍か、超えた元号」:朝日新聞デジタル

    文学研究者のロバート・キャンベルさんによると、梅の花は万葉集では120首ほどが題材として詠まれており、「中国で伝統的に歌われる情景だ」という。典拠となった序文は、詩文集「文選(もんぜん)」にある後漢の張衡(ちょうこう)の「帰田賦(きでんのふ)」を「カバー」した可能性があるとし、「後漢の時代の人々に思いを重ね、目の前にある景色を描いたのではないか」と指摘する。 そのうえで「国書か漢籍かということはどうでもよく、国を超えて共有される言葉の力、イメージを喚起する元号だ。元号が孤立しているものではなく、北東アジア文化圏で共有された情操の世界とつながる言葉だ」と評価する。 また、万葉集はのちの勅撰(ちょくせん)和歌集と違い、「詠み人の階層や地域性が多様で、人々の素直な声や思いを後の時代に記録している。世界に万葉集の素晴らしさを気付かせるきっかけになるという意味もうれしい」と歓迎した。 新元号が「

    ロバート・キャンベルさん「国書か漢籍か、超えた元号」:朝日新聞デジタル
  • 「元号に罪ないが、政治ショー化フェアでない」内田樹氏:朝日新聞デジタル

    〈思想家の内田樹さん(68)の話〉 令和という元号には政治的なにおいはしない。中立的な元号を選んでいただき良かった。中国古典でなく、国内最古の歌集である万葉集を典拠にしたというが、漢詩に万葉集の元となる詩があるという話がすでに中国文学者たちから指摘されている。政権は支持層の国粋主義者の意向に配慮して、中国ではなく、国書に典拠を持つ元号にこだわったが、結局、政治的効果を優先したせいで、学術的検証が十分でなかったということになった。元号そのものに罪はないが、元号という全国民が用いる文化的な制度について、特定の政治勢力に配慮して、冷静で丁寧な学術的検証が省かれたという疑念は拭えない。 問題は、政権が元号発表を政治ショー化したことだ。首相や官房長官ら現政権側が大量にメディアに露出し、お祭り気分をあおることで、政治的な難問は棚上げされた。「めでたい時にやぼなことを言うなよ」ということなのだろうが、お

    「元号に罪ないが、政治ショー化フェアでない」内田樹氏:朝日新聞デジタル