筑波大学 システム情報工学研究科 住田潮教授(右)は、就活期になると、学生に「応募企業は5社までがいいよ」とアドバイスしている。受けすぎると、企業研究が浅くなるからだという(撮影/今村拓馬) 文系学生には、うらやましい限りの「売り手市場」な理系就職。実際に企業から「引く手あまた」だという学科や研究室ではどのような教育や研究をしているのか。 筑波大学システム情報工学研究科にある住田潮教授のゼミでは、学生が毎日「働くような」研究をしている。研究室に所属する学生は50人前後。住田研究室の目玉は、「オンゴーイング・ケーススタディー」。企業で今実際に起こっている課題を解決する研究だ。同研究室には常に複数の企業から課題が持ち込まれており、学生はそれぞれいくつかのプロジェクトを受け持つ。課題は、ショッピングモールの期末売り上げを高精度で予測する、企業診断を自動的に行うなどのアルゴリズムの研究や、半導体工
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