現在、全国紙では、沖縄問題について、沖縄の内在的論理を噛み合った議論が展開するための場(フォーラム)がない。ハフィントン・ポストには、そのような場を形成する可能性があると思う。「沖縄のメディアが左傾化している」、「沖縄の民意は辺野古の受け入れに傾いている」など、一部の全国紙が展開している偏見、あるいは希望的観測に基づいて、情勢を分析すると、判断を間違える。読者には、とりあえず価値判断や結論を括弧の中に入れて、考察の対象である沖縄並びに沖縄人の内在的論理を把握することを望む。 ハフィントン・ポストから、沖縄について、日本人と沖縄人が虚心坦懐に情報と意見を交換する場が出来れば、危機を回避することができる。このまま中央政府・自民党の無定見な政策を継続すると、流血の事態に至る。そして、日本の国家統合が崩れる。沖縄で現在進行している政治過程が、国際基準で見た場合に民族問題であるという自覚を持つことが
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