ロシア・モスクワ(Moscow)郊外にあるKrioRus社の倉庫で、脳が冷凍保存されているタンクを見つめるダニラ・メドベージェフ(Danila Medvedev)社長(左)とオサドシーさん(2010年6月17日撮影)。(c)AFP/Alexey SAZONOV 【7月2日 AFP】「僕は永遠に死にたくありません。百万年は生きたいです」と、オサドシーさん(35)は言う。投資銀行家の彼は、幸運にも、死の運命から抜け出す道を見つけた。 彼は、いざとなったら、財産の一部をはたいて脳を冷凍保存し、生き続ける心づもりだ。脳は、将来テクノロジーが進歩したところで、新しい体に移植され、蘇生(そせい)されることになっている。 「数十年後になぜ死ななきゃいけないんですか?必然性は全くありません。(脳の冷凍保存は)生まれ変わるのではなく、今の人生をずっと続けるということです」 脳を冷凍保存してくれるのは、ロシア