東京工業大学が10月にも新型のスーパーコンピューターを稼働させる。開発費は32億円で、数百億円かかる他のスパコンより大幅に安いのに性能は世界一になる可能性がある。 東工大で記者会見する松岡聡教授(中央) 東工大の松岡聡教授らが稼働させるスパコンは「TSUBAME2.0」。製造元はNECと米ヒューレット・パッカード(HP)の企業連合。設計上の性能(演算性能=ピーク値)は2.4ペタフロップスで、1秒当たり2400兆回も計算処理をこなせる。これは現在の実効性能世界トップである米オークリッジ国立研究所のスパコン「JAGUAR」を越えるもので、「現在日本全国にあるスパコンすべての合計を上回る」(松岡教授)性能だ。 世界のスパコン性能トップ10 (2010年6月現在) 順位 所有機関 1 米オークリッジ国立研究所 2 中国・国立スーパーコンピューティングセンター 3 米ロス
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