石川県珠洲市で1次避難所となっている生涯学習センターには、かつて保育所だった建物に今もおよそ50人が身を寄せています。自宅が全壊した人や、修理中のため自宅に寝泊まりができない人がほとんだといいます。 4月のはじめまでは水も通っていなかったということですが、6月には冷房やシャワーが新たに設置されるなど環境面の整備は進んでいるということです。 避難所の責任者を務める橋本豊美さん 「半年はあっという間でした。その時その時で課題は違いましたが、皆さんに要望や悩みを聞いてもらいここまでやってこられました。珠洲市にはいまだに潰れた家も多く、公費解体が進めば皆さんの気持ちは変わると思います。『復興』ということばがピンとこないので、まずは『復旧』を優先してほしい」