ヤギ飼育、本年度限り 関ヶ原町で除草や特産品開発に活躍 2014年09月20日09:45 耕作放棄地で実施されたヤギの放牧による除草作業=不破郡関ケ原町関ケ原(資料写真) ◆事業費に年2000万円 町民の需要低迷 不破郡関ケ原町が除草対策、町おこしとして取り組んできたヤギ飼育事業について、同町は19日、本年度中にも事業を廃止することを明らかにした。同日の町議会定例会の一般質問で、西脇康世町長が意向を示した。 ヤギの飼育は、耕作放棄地の除草対策を目的に2008年度から始まり、09年度から地元のNPO法人に飼育を委託。10年度にはヤギ乳を活用した町直営のジェラート店をオープンさせ、12年度以降は、町の事業として実施している。2年ほど前からは特産品開発にも力を入れ、同町が大垣養老高校(養老郡養老町祖父江)に依頼、生徒が考案した「ヤギ乳パン」も完成していた。 現在は、旧関ケ原北小学校跡地で約75匹