2023年9月6日のブックマーク (4件)

  • 社会学は現実を救わない

    俺はネットで見かける「馬鹿なお前らに俺が教えてやる」みたいな態度をとる奴が嫌いだ。 そのジャンルが「社会」だと余計に腹が立つ。 つまり、他人よりも社会を理解しているからそれを無知蒙昧な輩に教えてやらねば、みたいな態度をとる奴だ。それだけではなく、社会についての知識でマウントだけ取って人に教える気もない奴も腹立つな、考えてみたら。 そしてそういう態度を取る人間は大体が左翼思想っぽいんだな、これが。 その理由が分かるんでちょいと解説していく。上で述べたような態度を取る奴を分かりやすく社会学徒もどきと呼ぼう。いちいち書いてると長い概念だから。 まず、社会学徒もどきが他人よりも社会を理解している気になっているのはおそらく根拠のない話ではないだろう。実際に彼らは社会学を勉強しているはずだ。その上で彼らはまだ実現されていない理想の社会を自らの是とした。 この、まだ実現されていない理想の社会を掲げる時点

    社会学は現実を救わない
  • 社内有志によるゲリラ戦はNG、盛り上がり始めると抵抗勢力… 日本企業8社での変革実験プロジェクトで気づいたこと

    会社を変えるための、5つの段階を通じた実験 豊田義博氏(以下、豊田):現場の個人の方も、(主体的に動きたいという)思いは持っているんだけどどうしていいかわからないまま、立ちすくんでいる方も多いんだろうなという感触は持っていて。例えば7割のマイナスの人がみんな諦めてしまっているのかというと、ぜんぜんそうではないし。 逆にマイナスの層の中にも、「もっと良くしたい」という期待値が大きいからマイナスの方もたくさんいらっしゃる。そういう実態は絶対あると思います。 コンセプトだけで言ってもしょうがないので、KX運動を実験的にやってみようと、いくつかの会社の中にいる「やってみたい」という方に集まっていただいて、ちょっとした実験をやってみたんです。その実験の話をシェアした上で、企業から参加されているみなさんにもコメントいただければと思います。 最初に大野さんから、KX部というキーワードがありましたが、いろ

    社内有志によるゲリラ戦はNG、盛り上がり始めると抵抗勢力… 日本企業8社での変革実験プロジェクトで気づいたこと
  • 【30代男が怖がるホラー小説】 子供の頃読んで怖かったという作品は要りません。…

    【30代男が怖がるホラー小説】 子供の頃読んで怖かったという作品は要りません。 感性が鈍くなってきた30代の今読んでも「怖い」と感じるようなホラー小説を募集します。 既読を避けるために、過去十数年で読んだと思われるホラー小説は思い出せるかぎり下記にまとめました(怖かったかどうかは別として)。 http://book100.g.hatena.ne.jp/goldwell/20080810 ちなみに新刊で入手可能なでお願いしますね。

  • 映画『福田村事件』――ホラーで愛国でリテラシーな超問題作|下村健一

    ちょうど100年前の明日(1923.9.6)、現在の千葉県野田市で発生した虐殺事件をベースにした、異色の劇映画『福田村事件』(森達也監督)。“特別支援者”6人の一角に敢えて顕名で連なった者の責任として、全国公開を機にコメントを記しておきたい。 観終えても続くホラー とにかく、これは今まで僕が観た中で最恐のホラー映画だ。他のホラーは、ゾンビだったり特異な殺人鬼だったりと恐怖の対象が《他者》なのに対し、史実に基づくこの作品では恐怖の対象は《我々》自身。後半これでもかというほど続く虐殺シーンには、ユダヤ人虐殺を指示したヒトラーに当たる明確な存在がいない。ただただ[先入観]と[社会不安]と[集団心理]が、素朴な村の人々を虐殺者に“キャラ変”させてゆく。 しかもこれは、関東大震災直後の被災地あちこちで「震災死者数の1~数%」(by 内閣府中央防災会議)=つまり千〜数千人が犠牲になった同時多発大虐殺の

    映画『福田村事件』――ホラーで愛国でリテラシーな超問題作|下村健一