8月末の週末、東京都江戸川区の自宅から、自転車に乗って近所へ買い物に出かけたところ、曲がりくねった細い一般道で、車が長い列をなしているのが目に付いた。 「何だろう?」と思い、列の先まで行ってみて納得した。小規模のセルフガソリンスタンドで、レギュラーガソリンが1リットル149円で売られていたからだ。都内で目にするそれは150円台が多い。これは安い。ひっきりなしに車が出入りするうえ、空きを待つたくさんの車が道にはみ出していることが、渋滞の原因だった。 昨年後半からの円安や原油相場の上昇もあり、ガソリン価格は直近、昨年7月の140円前後を底に、ジワジワと上昇してきた。資源エネルギー庁が毎週発表する給油所小売価格調査によると、9月9日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格(店頭現金価格・消費税込み)は1リットル161.4円と、ここ2週間連続で値上がりしている。 1年前の全国平均価格は148円。足元
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