県営信州まつもと空港(松本空港)が閉鎖の危機にさらされている。同空港の定期便全3路線を運航している日本航空が14日、10年6月以降の早い時期に全路線から撤退する意向を県に正式に伝えた。11月末までに決定する方針だ。村井仁知事は15日に日航本社を訪れて方針転換を求める考えだが、難しい交渉を迫られることになりそうだ。 県では14日午後5時から、小林利弘・交通政策課長が緊急の記者会見を開き、日航との会談内容などを説明した。 説明によると、日航経営企画本部の大貫哲也部長が同日午前、県庁を訪れ、望月孝光・企画部長に「松本発着の3路線はすべて赤字」だとして、完全撤退の方針を伝えた。県側は「承服できない」と反論し、やりとりは1時間半に及んだという。 日航は、前原誠司国土交通相が選んだ「JAL再生タスクフォース」を中心に10月中に再建計画の骨子を、11月末までに全体を決める予定だ。 大貫部
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