ぼくの友人が相次いでアジャイル系の本を出版したので、紹介します。 1.Craig Larman と Bas Vodde の『Scaling Lean & Agile Development: Thinking and Organizational Tools for Large-Scale Scrum』 この本は、「アジャイルをスケールさせる」ことが1つのテーマになっていて、それをリーンの原則に沿って提案している。特に、日本のTPS(Toyota Production System)への言及が多く、日本語も多数みられる、Kanban, Genchi Genbutsu, Gemba, Andon, Kaizen などなど。実は、この両名は昨年日本に来日していて、ぼくも一緒にトヨタ工場見学にいったり、元トヨタの黒岩先生を紹介して議論したりしている。本書の中には、ぼくが書いたソフトウェアかんばん