インドネシア・カモジャン(Kamojang)にある地熱発電所施設(2010年4月22日撮影)。(c)AFP/ADEK BERRY 【4月25日 AFP】火山国インドネシアで、膨大な火山活動エネルギーを活用し、地熱発電で世界をリードする野心的な国家計画が進んでいる。同国は2020年までに温室効果ガス排出を05年比26%減とする目標を掲げており、目標達成と経済効果の一挙両得を狙っているのだ。 約1万7000の島々からなるインドネシアには多くの火山があり、世界の地熱エネルギーの約40%が眠っているとの推計もある。しかし、これらのエネルギーの大半は活用されていない。 そこで政府は、民間投資や世界銀行(World Bank)、日本や米国などの支援を得て、この眠れる地下資源の開発に乗り出した。インドネシア地熱協会によると、同国の現在の地熱発電容量は1189メガワット。14年までにさらに4000メガワッ
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