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進化と生物の起源に関するzerosetのブックマーク (4)

  • 物質から生命への進化を可能にしたカギは寄生体との共進化か | 東京大学

    フランス国立科学研究センターの古林太郎博士研究員、東京大学大学院総合文化研究科附属先進科学研究機構/同研究科 広域科学専攻/生物普遍性研究機構*の市橋伯一教授らは、ただの物質の集まりであるRNAの自己複製システム(注1)を試験管内で多様な系統へと自発進化させることに成功しました。 生命が生まれる前の時代には、RNAや短いタンパク質などの分子からなる、分子の自己複製システム(例えばRNAワールドにおける自己複製RNAなど)が存在し、それらが進化することで現在のような多様で複雑な生物界が作り上げられたと想像されています。しかし、これまでの分子の自己複製システムでは進化(注2)がすぐに止まり、生命に近づいていく様子は観察されませんでした。研究では、独自に開発したRNAの自己複製システムを原始生命体のモデルとして用いて、実験室で約300世代に及ぶ長期の進化実験を行いました。その結果、これまで見ら

    物質から生命への進化を可能にしたカギは寄生体との共進化か | 東京大学
    zeroset
    zeroset 2020/07/23
    RNAの自己複製システムを試験管内で自発進化させて観察。寄生型RNAが生まれ、進化的軍拡競争が確認されたとのこと。僅か300世代程での出来事というのも、想像以上に早い。
  • 雑記 − 進化・分類学:直泳動物はやはり冠輪動物なのか(2011.02.22)

    いかにして新型コロナは生まれたのか?(2020.07.06) 2019 年末から世界的流行を起こしている COVID-19 の病原体,SARS-CoV-2 については, 未だに自然界における宿主が判明していません。 しかしその由来や成り立ちを理解することは COVID-19 や今後の新規感染症の防除に不可欠と考えられます。 Li et al. (2020) は SARS-CoV-2 のゲノム構造を領域ごとに比較し, ヒトへの感染に関わる遺伝子の一部が他のコロナウイルスに由来することを示しました。 重症急性呼吸器症候群(SARS)と中東呼吸器症候群(MERS)は, それぞれジャコウネコとヒトコブラクダを宿主とするコロナウイルスが原因とされていますが, SARS-CoV-2 については自然界の宿主が特定されていません。 近縁なウイルスはコウモリやマレーセンザンコウから知られており, 2013

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    zeroset 2006/11/06
    ゲノム系統解析により新口動物の系統関係に新説。脊索動物門は単系統だが脊椎動物に近いのは頭索動物(ナメクジウオ)ではなく尾索動物(ホヤ)。珍渦虫は棘皮動物門と半索動物門の姉妹群に位置する新しい門
  • 雑記 - その他:波が砕けてリン酸化(2017.11.27)

    日経サイエンス 2022年10月号掲載の生物学関係記事(2022.09.15) 2022年10月号の 日経サイエンス に掲載された生物学に関係する記事の中で, 特に印象に残ったものをいくつか紹介します。 10月号は特集「深海新発見」の記事が中心で,紹介するのはいずれもこの特集の記事になります。 1 目は「宇宙から見えた発光する海」(ナイハウス, 2022)で,海が広範囲で白く発光する現象について紹介しています。 この現象は半ば伝説上のもので,偶発的な遭遇頼みだった研究ですが,衛星画像を画像を用いた研究が導入され, その発生機構などへの理解が深まる様子が書かれています。海洋に残された研究途上の不思議な現象の一つとして, 興味深い記事でした。 2 目は「生物から新薬候補続々」(ストーン, 2022)で,海洋生物から新薬候補を探す研究が紹介されています。 生物から新薬候補を探すのは従来から行

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    zeroset 2006/10/14
    最近確認された、最小のゲノムを持つ昆虫共生細菌Carsonellaについて。「少ない遺伝子の半分以上は,翻訳もしくはアミノ酸の代謝に関わる遺伝子」「細胞膜の生合成や塩基, 脂質の代謝に関わる遺伝子は失われていた」
  • 雑記 - 古生物学: 暗い太陽と原始地球のお天気(2010.05.13)

    うんちの化石の DNA(2018.02.26) 絶滅した動物の生態系における役割を想像することは重要であり,困難な試みでもあります。 Boast et al. (2018) は絶滅したモアの仲間と絶滅危惧種のフクロウオウムの糞石(糞化石)に残された DNA から彼らの餌や寄生虫を調べ,ニュージーランドにおける生態的な役割について考察しています。 ニュージーランド列島は長期間(約 5,500 万年間)他の大陸から隔離され,独自の生態系が進化したことで知られています。 しかし人類の移住やそれに伴う野生動物の移入によって,飛べない巨大鳥類であるモアの仲間 9 種(最大で高さ 3.6 m に達する) は絶滅,オウムの仲間でやはり飛べないフクロウオウム(別名カカポ)も絶滅の危機に瀕しています。 彼らの絶滅や激減が生態系に及ぼす影響を調べるには,生態学的な手がかりを多く含む糞石が注目されますが, 従来

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    zeroset 2006/10/03
    「カンブリアの怪物」が、また一つ正体判明。歯舌が確認されたことから、軟体動物の一種らしいとのこと
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