アプリケーションのデバッグや、デプロイ後の問題解析に最も重要な役割を果たすのはログです。ログの機能や精度・粒度によって、問題解決のしやすさがほぼすべて決まります。また、ログは単なるトラブルシューティングだけでなく、場合によってはユーザー操作記録などの簡易的なエビデンス(証拠)としても使えます*1。 通例、動作ログにタイミング情報を記録する際、レコード行に時刻情報を含めることで、状態遷移の正しさの確認や速度性能解析に役立てることができます。いわゆるprintfデバッグです。レコードの時刻情報はログをファイルに記録するときだけでなく、デバッグコンソールに出力するときにも役立ちます。 また、秒単位ではなくミリ秒単位の時刻情報が記録できると性能解析に便利です*2。なお、時刻は協定世界時 (UTC) で記録しておくと逆シリアライズが簡単になるというメリットがあるのですが、現地時刻(ローカル時刻)とタ
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