映画のナウシカを最初に見たのは六歳の時。 父に連れられて見に行って、見終わった後、 「ナウシカみたいな女の子になれよ」と言われた。 重かった。 六歳だったから言語化できなかったけど、言葉にするなら、 「えー、あんなのやんなきゃいけないのー?」という感じ。 ナウシカは忙しい。 すでにやらなきゃいけないこと山積みなのに、 いろんな人が仕事持ち込んでくる。 まず腐海の浄化の研究。彼女の独自の着眼点での研究なので、彼女以外できない。 しかもかなり正鵠を射ている、ブレイクスルーになりそうな研究。 (リケジョだけど小保方さんとは正反対の立ち位置にいる) メーヴェに颯爽と乗っているけど、彼女だって生理痛でしんどいときもあるはず。 介護・育児をしている。 ババさまとかじいさんたちが何かあるごとに「姫さまぁー」とやってくる。 風の谷の子供たちも、「姫さまぁー」とまずナウシカのところに来る。 年寄たちは彼女の
社内向けの教育資料を、ど素人でもわかるようにと思いながら作っていて、じゃあ「わかりやすい」って何だろうって考えてた。今まで読んできたいろんなわかりやすかった本とそうでない本を思い浮かべながら、一般的にここを注意すればわかりやすさを確保できるだろうっていうポイントを一旦まとめておこうと思った。そうしてまとめてみると、本に限らず人に何かを伝えること一般に適用される話だなと思った。 読む側の負担を減らす わからない=理解をはばむ障害物がある。この障害物を取り除く/回避する作業が「わかる」ために必要になる。その作業を、作者ではなく読者が負担するとき「わかりにくい」本になる。 日本社会だと情報の受け手の側がこの「わかる」ための作業を負うことでコミュニケーションを成立させる傾向にある。空気を読むというようなことだ。そのため発信者側が事前に手を尽くしてわかりやすく発信するというのが苦手で、相手が汲み取っ
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