香港(CNN Business) 中国のIT大手、騰訊(テンセント)は8日、人気ゲーム「プレイヤーアンノウンズ・バトルグラウンズ(PUBG)」の試験配信を終了すると発表した。背景には中国政府によるゲーム規制の動きがあるとみられ、ソーシャルメディアではユーザーの悲鳴が上がっている。 テンセントは公式アカウントで試験配信終了を発表。PUBGに関してこれ以上の情報は示さず、新しい多人数対戦型ゲーム「ゲームフォーピース」をダウンロードするよう呼びかけた。 調査会社センサータワーによると、PUBGは世界的なヒット作で、売り上げは3億2000万ドル(約350億円)を超える。配信終了の報道を受け、中国のソーシャルメディアは阿鼻叫喚となり、「PUBGは死んだ」というハッシュタグが5億5000万回以上共有された。 ただ、PUBGは中国市場での収益化には至っていなかった。中国では当局によるゲーム規制が導入され