炭治郎達の世代から約四百年を遡った、戦国時代に生存していたとされる剣士であり、後に鬼と化した継国 巌勝(黒死牟)の双子の弟。剣士の呼吸法の始まりである”日の呼吸”の使い手であり、鬼殺隊の黎明期に於ける技術的な指導者であったとされている。 発足当時の鬼殺隊と隊士に関しては体系的で正確な記録が残っておらず(意図的に隠蔽されたと思われる部分もアリ)、縁壱に関しての情報が引き出せるのは実兄であった黒死牟の記憶、縁壱と直接対峙した鬼舞辻 無惨(きぶつじ むざん)自身の記憶、そして炭治郎の夢に現れた先祖、炭吉(すみよし)が縁壱と接していた時の記憶のみである。 目次 刀 縁壱自身が使用していた刀に関しては、炭治郎の先祖である炭吉の妻いわく、 「お侍さまの刀 戦う時だけ赤くなるのねぇ」 「普段は黒曜石のような 漆黒なのね」 と言及されているのみであり、それが日輪刀であったのか否か、制作した刀鍛冶は誰だった
政府非公認の”対食人鬼討伐組織”である”鬼殺隊”の第九十七代目当主であり、構成員である隊士たちからは通例として”お館様”と呼称される。享年二十三歳。 そもそも、産屋敷家と鬼舞辻 無惨(きぶつじ むざん)は同じ血を引く同族であり、家系から鬼を出した呪い(神罰?)として、産屋敷家の嫡男(長男)は代々、身体が腐る病に侵されて三十歳まで生きられない命運に産まれる。 妻は”あまね”、嫡男は輝利哉(きりや)。娘は”にちか”、”ひなき”、”くいな”、”かなた”。 目次 性格・体質 ・身体が腐るという先天的な病気に侵されており、三十歳まで生きられない体質であった事は先述した通りだが、それを代償にして得たものか、聴く者全てに安心感を与える独特の「声色」を持っており、それが言説の正当性を裏打ちして”柱”全員から絶対的な信頼を得ていた。 ・それとは裏腹に、鬼舞辻 無惨を憎悪する心は他のどんな隊士よりも強く、最後
元・鬼殺隊士であり我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)とは師を同じくする兄弟子であったが、任務中に”上弦の壱”である黒死牟(こくしぼう)に遭遇してしまい、投降を余儀なくされた結果として”鬼化”の血を受け入れる。 元々、”雷の呼吸”の使い手であった上に、血鬼術の効果で更に強化された技によって、短期間の内に妓夫太郎(ぎゅうたろう)の後釜として”上弦の陸”に抜擢された。 目次 刀 鬼化してからの獪岳は黒死牟と同様、日輪刀ではなく自らの骨肉から造成した刀を使用しており、これが後述する血鬼術の作用を発生させている。 とはいえ、善逸への対抗心が依然として根強く残っている為か、善逸の日輪刀とは真逆に支子色(くちなしいろ)の刀身に黒い雷状の紋様が走る外観となっている。鍔の形状は同じく木瓜形。 雷の呼吸と習得している型 雷の呼吸は、基本となる五つの呼吸(炎、水、雷、岩、風)の内の一つである。敵に息をつく間も与え
鬼殺隊士の最高位である”柱”の内の一人であり、”霞の呼吸”を駆使する事から”霞柱”(かすみばしら)と呼称される。年齢は全隊士の中でも最年少の十四歳。 鬼殺隊内部に於いて、時透は呼吸法の始祖である”日の呼吸”の使い手の末裔であると噂されていたが、”無限城”での戦いで”上弦の壱”である黒死牟(こくしぼう)と邂逅した結果、時透は黒死牟の人間時代の家系である”継国家”の子孫であると告げられる。 個人情報 誕生日八月八日 年齢十四歳 身長百六十糎 体重五十六瓩 出身地東京府南多摩郡景信山(付記参照) 好物ふろふき大根 趣味折り紙 付記景信山が所在する行政区は、 大正六年に八王子市となっている。 目次 日輪刀 刀身の色は純白であり、鍔の形状は透かしの井桁形。制作した刀鍛冶は、当初は鉄井戸(てついど)という名の老人であったが、病死したために鉄穴森 鋼蔵(かなもり こうぞう)が引き継いでいる。刀身の”赫化
鬼殺隊士の最高位である”柱”の内の一人であり、”蟲の呼吸”を駆使する事から”蟲柱”(むしばしら)と呼称される。年齢は十八歳。鬼の討伐任務だけでなく、負傷した隊士の療養所である”蝶屋敷”の管理運営を担う他、自らの”継子”である栗花落 カナヲ(つゆり かなを)の指導にも当たる。 実の姉である胡蝶 カナエも、かつては”花の呼吸”を使う”柱”であったが、”上弦の弐”である童磨に殺された経緯を持つ。 個人情報 誕生日二月二十四日 年齢十八歳 身長百五十一糎 体重三十七瓩 出身地東京府北豊島郡滝野川村 好物生姜の佃煮 趣味怪談話 目次 日輪刀 刀身の色は深瓦灰(シェンワーホイ)であり、鍔の形状は花弁形。制作した刀鍛冶は”刀鍛冶の里”の長である鉄地河原 鉄珍(てっちかわはら てっちん)。切先だけを残し、刃の部分を削り取ったかのように細く造られている特別な仕様であり、その分、重量も軽いので斬撃自体の威力は
”十二鬼月”の中で最上位から六番目の”上弦の陸”に位置する鬼。実妹である”堕姫”(だき)と合わせて”二人で一体の上弦”であり、普段は堕姫の体内に取り込まれる形で眠っている。 吉原の遊郭に於いて炭治郎、禰󠄀豆子と交戦していた堕姫が、応援に駆け付けた”音柱”の宇髄 天元(うずい てんげん)の手によって頸を落とされた為、眠りから覚めるような形で堕姫の身体から分離した。 外見こそ不潔で醜く、口調も粗野であるが、的確にして迅速な状況判断を下す天性の勝負勘を持っており、下級隊士である炭治郎達はもちろんの事、柱である宇髄ですら初めて経験する程の圧倒的な技量を見せつけて全滅寸前まで追い込んだ。 目次 血鬼術・技 妓夫太郎の基本的な戦いの形態は、自身の血肉から形成した鎌である”血鎌”(ちがま)による二刀流であり、滑らかに回る車輪の両輪のように絶え間のない連続攻撃が最大の特徴となっている。 飛び血鎌(とびち
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