海なし県・埼玉から沖縄に引っ越してきた女の子と、沖縄の女の子たちとの交流を描いたマンガ『海色マーチ』は、南の島ならではの爽快感と想像以上に「辛辣」な女子たちのやり取りとのギャップに、驚きつつもハマる読者が続出。地元を愛する作者ならではの要素にどっぷり浸かることのできる作品です。 沖縄在住の漫画家・ミナミト先生の描くマンガ『海色マーチ』が2019年9月27日(金)に発売されています。作品の舞台は、沖縄本島南部にある奥武島(おうじま)をモデルにした「宇御島(うおじま)」。海なし県で知られ、最近『翔んで埼玉』などで話題(?)の埼玉から引っ越してきた少女・小波周(さざなみ・あまね)と、現地で出会った同年代の女の子・比屋定珊瑚(ひやじょう・さんご)との交流を描いています。 筆者は田舎の内陸部の生まれで、海に行くのは1年で1回あるかないか。しかも車で2時間かけてたどり着いた海は、天候が荒れた日本海……