ブックマーク / aniotahosyu.hatenadiary.org (2)

  • 桐島部活やめるってよ評 - アニオタ保守本流

    見なきゃ見なきゃと思って逃していた作。思い立ったが吉日、先日栃木県の小山市まで行って鑑賞。私の住む松戸市から二時間かけていった甲斐があった。公開からだいぶ立っているので上映館が渋谷と栃木というなんとも凄まじいアンバランス。気分的に栃木へ向かった。 結論から言うともう辛いです痛いです。心が。僕の高校時代が蘇ってきて辛いです痛いです。僕は高校時代写真部部長(部員は自分だけ)だったけど、この気持わかります。映画部の前田(神木隆之介君)ほど利発でもなかったが、わかります滲みます心に。あの日の光景が蘇ってきます。ロメロぐらい見とけよ馬鹿野郎!「俺が監督に成ったらアイツら絶対使ってやんねー」武文くんわかります。その野心、そうでした、17歳の僕もそうでしたから、その秘めたる野心わかります。 でも一方で、前田くんの吐露のように、「何者でもないが、しかし結局自分は何者にも成ることはできないのではないか」と

    桐島部活やめるってよ評 - アニオタ保守本流
    zg90
    zg90 2013/01/06
  • 桐島で始まり桐島で終わった2012 - アニオタ保守本流

    もう2012年も残り少ないのである。2012年は単行を3冊刊行できたのは幸いであるが、あそこをもっとこうすれば良かったという悔いも残っている。ともあれ、2012年度を振り返るに最高の映画体験は「霧島部活やめるってよ」(吉田大八監督)であった。 この映画は私に「まだ何者でもない頃の自分」を思い出させてくれた。そしてまだ何者でもないが故の焦燥と諦観を見事に描ききった傑作であったといえる。 2012年の冬で私は30歳になった。なったというよりも「なってしまった」といったほうが近いが、兎も角「何者でもないまま30歳を迎えた場合は潔く死のう」という高校生時代の覚悟は成就しないで済みそうな塩梅となったのには些か安堵がある。 しかし、私は2013年を迎えるに辺り桐島が描いた焦燥と諦観からまだ完全に脱し切れていない自分がいるのに気がついた。脱せないばかりか、心はあの何ものでもなかった中学生・高校生のメラ

    桐島で始まり桐島で終わった2012 - アニオタ保守本流
    zg90
    zg90 2013/01/06
    「この映画は私に「まだ何者でもない頃の自分」を思い出させてくれた。そしてまだ何者でもないが故の焦燥と諦観を見事に描ききった傑作であったといえる」
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