28日、富士山で安全誘導員の71歳の男性が、台風の強い風の影響で下山できなくなり、警察と消防に救助されましたが、低体温症のため死亡しました。 2人は午後9時ごろ、警察と消防に救助されましたが、このうち、富士宮市の西方義典さん(71)が、搬送先の病院で死亡が確認されました。 警察によりますと、死因は低体温症だということです。もう1人の男性は命に別状はないということです。 2人は、今月26日の午後から山頂で登山者の誘導業務にあたり、28日の昼前に下山を始めたということで、警察などは詳しいいきさつを調べています。