千葉電波大学医学部の研究チームは13日、特定の形や性質を持たず、感染者本人が観察した瞬間、さまざまな既知のウイルスに姿を変える量子的性質を持った新種のウイルスを発見したと発表した。これまで感染者本人しか自覚できなかった「仮病」の原因物質である可能性が高いという。 仮病の研究を行う同大のチームでは、「何だか熱っぽいから今日は学校を休みたい」などの心身症状を訴えた仮病患者200人の血液を採取。しかし成分分析をしても、症状を引き起こす細菌やウイルスへの感染は確認できなかった。 研究が行き詰まりを見せた今年4月、「何となく頭痛が痛い気がするのでもうチームを抜けたい」と訴えた研究員を押さえ込んで血液を採取。仮病に罹患した研究員本人に血液を分析させたところ、血液中からインフルエンザウイルスが検出された。他の研究員が分析したときは何も見つからなかった。 同様にこれまでウイルスに感染していないと思われた仮