「確定申告って何のためにやるの?」というレベルのへっぽこ野郎です。困ったね。 そんなとき、書店で手に取ったのが『税金の抜け穴』という新書。著者の大村大次郎は国税局に10年間勤務していた元法人税担当調査官だ。 「あらゆる税金にはグレーゾーンがある」 「正しい知識を持てば、自分の力で“減税”できます」 こんなオビの文句に釣られたわけである。 第一章を読むと、自営業の僕が払うべき所得税の金額は、所得額に所得税率を掛けたものになるらしい。 所得とは、収入から経費を引いたものを指す。 「税金をあまり払いたくない、と思えば、経費をたくさん使うことで、税金を減らすことができるのだ」 調べてみると、これが「節税」の基本中の基本みたい。例えば僕の場合、取材のための交通費や資料の購入費などが経費にあたる。 レビューのために購入した本のレシート、とっておいてよかった! 少しだけレベルアップした気がしたな。 一方