こちら葛飾区亀有公園前派出所、つまりあれだ、ダメ警官の両さんの漫画だ。 こういう書き方は誤解を招くからみんな1巻から読むといいよ んで、ラーメン屋で古い単行本を読んだ時に、ひどく記憶に残ったシーンがある。 確か、NHKともう一チャンネルしか映らないような離島で、小学校の教員を両さんが代行する。 さんざダメな大人について語った後に 『でも、そんなやつでも何とかなっちまうから人生面白い』 と続けて、教室みんなで笑う。 こういう「ダメな大人だな~」って言いながらも、それを笑えるのは、教育で出来ると思う。 両さんは紛れも無くダメな大人で、大原部長が怒り心頭で探しまわったり、島流しされたりするオチが多いけど、 次週にはしれっと現れる。 駄目だ駄目だと怒鳴られながらも、頼りにされたり、馬鹿にされたり、信頼されたりする。 そういうのを、もっとリアルな授業でもやれば良いと思う。 全国を渡り歩きながら絵本を