ジョギングを始めて1ヶ月くらいのみなさんでも5kmぐらいはなんとか歩けずに走り通すことができるようになったと思います。5km走破に要する時間もずいぶん短縮されたことでしょう。練習するたびに自己記録を更新できるという時期です。こういう時期は、うれしい反面本人の気が付かないところに危険が潜んでいることがあります。それは関節の故障。意識はどんどんスピードアップされ、足の動作を早く動かす神経は発達してきているのに、体重を支えたり関節のブレを抑えたり、ショックを吸収する筋肉が発達していないからです。 ヒトの筋肉は、上半身より下半身のほうが衰えが早いために、腕振りでピッチをリードできても足の運びがついていかないということもあります。このまま順調に記録を伸ばし走る距離も延ばすためには、そろそろ筋トレをトレーニングの中に取り入れることにしましょう。 何はともあれ膝の周りをがっしりと■脚の屈伸運動(スクワッ