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南アフリカで11日開幕するサッカーワールドカップ(W杯)を取材するため現地入りしていた韓国民放局の取材スタッフが相次いで襲撃されていたことが7日、分かった。いずれも強盗目的で襲われたとみられ、韓国政府はすでに、本国から国民保護を担当する外交通商省領事部の職員を増派、現地での安全確保に全力を尽くす構えだ。 韓国メディアの報道などによると、現地で大会取材に備えていたフリーランスの報道番組ディレクターが同国最大の都市、ヨハネスブルク市の大規模商業施設のトイレで襲撃された。首を絞められ、短時間気を失って現金とパスポートを奪われたが、命に別条はないという。 ディレクターは韓国の民放MBCの仕事で現地入りしていたが、被害に遭った当時、取材の資機材は所持していなかったという。 また、ヨハネスブルク市内を車で移動していた民放SBS教養局のディレクター1人が、信号で停車したところ、いきなり車のドアを割られる
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