複数ルートで閲覧・保管 尖閣ビデオ、海保と検察2010年11月6日5時51分 印刷 ソーシャルブックマーク 動画投稿サイト「ユーチューブ」に流れた44分余りのビデオ映像は、事件があった海上で、石垣海上保安部の3隻の巡視船から撮影されたとみられる。撮影された映像は、どのように閲覧・保管されてきたのか。 海保関係者によると、前原誠司国土交通相(当時)や鈴木久泰・海保長官らが、巡視船からの映像を最初に見たのは事件直後の9月7日の午後だった。 このとき、巡視船はまだ洋上で、映像は衛星回線を通して東京・霞が関の海保本庁に電送された。衝突前後の5分間に絞った内容だった。同庁は映像の一般公開に備え、マスコミ配布用にほぼ同内容のDVDを作成し、本庁と第11管区海上保安本部(那覇市)に用意した。だが、一般公開は見送られ、DVDも配布されなかった。DVDは10月中旬にすべて廃棄処分、流出した形跡はないという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く