兵庫県明石市の泉房穂市長が、道路の拡幅工事に伴う用地買収が進んでいないとして、担当の職員に「建物に火をつけて捕まってこい」などと暴言を浴びせていたことがわかりました。泉市長は、記者会見を開き「パワハラだけでなく、さらにひどい発言で、職員や市民に申し訳ない」と陳謝しました。 NHKが入手した録音で、泉市長は「立ち退きさせてこい。火をつけて捕まってこい。建物を燃やしてこい。おまえらが金を出せ。自分の家を売って話をまとめろ」などと発言しています。 これについて泉市長は29日、記者会見を開き、発言内容を認めたうえで「パワハラであるだけでなく、さらにひどい発言だった。職員にも市民にも大変申し訳ない」と陳謝しました。 そのうえで泉市長は「死亡事故も発生している交差点の工事を一刻も早く進めたいという思いがあった。統一地方選挙が迫っており、一連の状況を含めて市民にご判断を仰ぎたい」と述べました。 泉市長は
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