横断歩道の手前からの「斜め横断」は、思っている以上にリスクの高い行為かもしれません。付近に横断歩道がない場所で道路を横断するよりも、事故発生時における歩行者の過失割合が高くなる場合もあります。 「横断歩道付近」じゃないほうが、歩行者の過失が低くなるケースも 横断歩道の手前で歩道から車道に出て、横断歩道の途中へ斜めに入っていく「斜め横断」。このような「正しくない横断」で自動車との事故が発生した場合、歩行者側にも過失が生じることがあります。 しかも、「横断歩道付近を横断中」の事故は、横断歩道から離れた場所を渡っていたケースよりも、歩行者の過失割合が高くなる場合があるそうです。損害保険大手の損保ジャパン日本興亜に詳しく話を聞きました。 「横断歩道付近を横断中」の自動車との事故は、歩行者側に過失が生じることもある。写真はイメージ(画像:写真AC)。 ――横断歩道外での事故において、歩行者と自動車の