米IBMは11月15日、未公開企業の米Collationを買収したと発表した。買収金額は非公開。 Collationでは、サーバ、アプリケーション、データベースといったITリソースに関する情報を自動的に取得してマップ上に表示するソフトを提供している。これにより、IT環境に変更を加えた場合にどんな影響が出るかをIT担当者が把握しやすくなり、問題発見・修正にかかる時間短縮にもつながるとしている。 IBMではTivoli Change and Configuration Management DatabaseにCollationの技術を導入予定。買収によってITサービス管理ソフトのポートフォリオ強化と、企業のインフラ管理自動化・簡素化支援の拡充を目指す。