1から5まである要介護度でも大きな境目となるのが、要介護度3になります。 その理由は、特別養護老人ホーム(特養)と深い関係があります。数ある施設系介護サービスの中でも、社会福祉法人などによって運営されている特別養護老人ホーム(特養)は、費用面の安さや手厚い介護を受けられることで人気を博しています。 しかし、要介護の高齢者なら誰でも入居できるわけではありません。 2015年に施行された改正介護保険法では、原則「要介護3以上」の高齢者でなければ入居出来ないことになりました。では、特養入所基準の境界線となっている「要介護3」とは一体どのような状態を指すのでしょうか? 介護保険とは? 制度の仕組みから保険料、受けられるサービスまで徹底解説 24時間体制でのサポートが必須になる「要介護3」 身体機能の衰えや認知機能の低下によって介護保険サービスが必要と判断された場合、住まいのある市区町村の福祉課など