認知症が進行していくにつれ 症状のひとつとして 誰かにお金を盗られたと被害妄想に陥る ケースがあるそうです 介護だけでも手一杯なのに お前が盗ったんじゃないか!?などと 疑われたら 悲しいですし 心が折れますよね… なぜこういう悲しい被害妄想が起きるのかを ずっと考えていました 以下に書くことは あくまで自論ですが いままさに疑われて困っている介護者の方に 少しでも響くものがあればいいなと思います 俺が産まれてものごころついたころ 1990年代は 銀行に給料を預けること ATMでお金を振り込んだり引き出したりすること がすでに当たり前の世界でした 通帳に記された数字がお金であり 使えば数字が減るし 給料が振り込まれれば数字が増える その感覚が当たり前で育ってきました でも 銀行に給料が振り込まれることは ずっと昔から当たり前だったのでしょうか ましてやATMの機械なんてハイテクなもの なん