広告収入を稼ぐのが目的で内容が意味不明だったり、出会い系サイトに誘導したりする「迷惑ブログ(日記風サイト)」が急増し、頻繁に更新されているブログのうち12%を占めていることが総務省の調べで21日までに分かった。インターネットで検索すると、上位を迷惑ブログが占めることもあり、情報収集の邪魔になっている。 ただ、ブログの内容を規制するのは難しいのが現状で、総務省は「ネット接続業者が迷惑ブログを遮断する技術の開発を進めるなどの対策が必要」(消費者行政課)としている。 迷惑ブログの典型は、検索されやすい話題の語句などが、ただ無意味に並んでいるだけのもの。ブログやブログ上の広告をクリックさせることで、迷惑ブログの開設者に収入が入る仕組みになっている。