余談ですが、日本では古代より、自然崇拝・アニミズム信仰の為、山や樹木、岩、滝などの自然物をご神体としていた為、古神道、古典神道の神社では、本殿・神殿が無く、拝殿のみだったりもします。社殿と呼ばれる建物が設けられるようになったのは、だいぶ後の話です。 一般的に太陽を指しているとも云われる鏡。日本の神社では、鏡(神鏡)は、神社のご神体そのものとしてしてお祀りされていたり、もしくは本殿のご神前にある場合もあります。森羅万象すべてを遍く照らす「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」を最上の神様(太陽神)としてお祀りしています。 そして、ここからが本題ですが、参拝する時は、鏡に映った自分に対して、祈っていることになります。また、良く知られている通り、「カガミからガ(我)を取るとカミ(神)」になります。だから、本当の神は、奢らず、偉ぶることもなく、はるか昔から多くの人々の崇敬を集め続け今に至ります。 た
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