そもそも更年期障害の原因は?どんな症状が出て、どのように診断されるのでしょうか。更年期障害の基礎知識を紹介します。 原因はホルモンのしわざ 男女ホルモン分泌量グラフ 男女ともに、更年期障害の原因は、ホルモン量の減少です。女性ならエストロゲンという女性ホルモンが、男性ならテストステロンという男性ホルモンが、40代後半あたりから減少しはじめ、さまざまな体調不良を引き起こします。これが更年期障害の正体です。男女ともに、避けて通ることのできない身体的な変化なのです。 男女での更年期障害の大きな違いは、何と言っても女性には「閉経」という劇的な変化が訪れることでしょう。女性なら誰もが経験する大きな変化であるため、更年期における各種症状が、医学的にも認められやすかったと言えるかもしれません。 一方、男性の場合は非常に個人差が大きいようです。テストステロンが減少するといっても、少しずつ徐々に70歳くらいま