先日、外科手術を終えた後、体を動かせないので病室のベッドで4時間ほど天井を眺めていた。こんなに時間が過ぎるのを遅く感じるのかと思った。それで何となく考えていたことのメモ。 医者からは手術に伴うリスクのあれこれを事前に説明されていた。そうしたリスクの最良と最悪の振れ幅のあいだで言えば、手術の結果はかなり良かった。とてもうれしい。本当にお医者さんに感謝している。 もし事前に「難しいこと」が伝えられていなければ、良い結果だったとしても当たり前だとしか思わなかったかもしれない。依頼を受けたプロが、素人に「どういう難しさがあるか」をある程度説明しておけば、うまくできた時には正しく感謝されるし、残念な結果になっても正しく受け入れてもらえる。 たまにネットで、プログラマやデザイナーや絵描きがクライアントから理不尽な要求を受ける話を見かける。こうした場面でも必要なことかもしれない。(そもそも依頼する側が相