ブックマーク / yashio.hatenablog.com (2)

  • 経験は「実体験の量」というより「考えた時間」 - やしお

    先日、外科手術を終えた後、体を動かせないので病室のベッドで4時間ほど天井を眺めていた。こんなに時間が過ぎるのを遅く感じるのかと思った。それで何となく考えていたことのメモ。 医者からは手術に伴うリスクのあれこれを事前に説明されていた。そうしたリスクの最良と最悪の振れ幅のあいだで言えば、手術の結果はかなり良かった。とてもうれしい。当にお医者さんに感謝している。 もし事前に「難しいこと」が伝えられていなければ、良い結果だったとしても当たり前だとしか思わなかったかもしれない。依頼を受けたプロが、素人に「どういう難しさがあるか」をある程度説明しておけば、うまくできた時には正しく感謝されるし、残念な結果になっても正しく受け入れてもらえる。 たまにネットで、プログラマやデザイナーや絵描きがクライアントから理不尽な要求を受ける話を見かける。こうした場面でも必要なことかもしれない。(そもそも依頼する側が相

    経験は「実体験の量」というより「考えた時間」 - やしお
    zkq
    zkq 2021/12/22
    これは正解といか手法というのはなくて、年がら年中その事ばかり考えて、ずっと心に引っ掛けて、何かあれば連想して考えるしかないと思う。
  • 合理的な選択の末に、いつの間にか世の中に取り残される感覚 - やしお

    自分が10~20代の頃に、両親がパソコンを使えない、ケータイでメールが出せない、スマホが使えない、という姿を見ていて漠然と「そんなもんか」と思っていたけれど、自分自身が30代半ばになってちょっとその感覚が分かる気がしてきた。 「年老いてくると単に理解力が下がる」のような個人の能力の問題かと特に深く考えずにイメージしていたけれど、そう単純じゃない気もしている。「自分には必要ない」と思って「新しく出てきた何か」に適応するのをしばらくサボっていると、いきなり従来利用してきたものが消滅して途方に暮れる。出てきた当初からちょっとずつ適応していれば、(スロープとまでは言わないにしても)階段を少しずつ上っていくように習得できても、いきなりその階段も消滅して目の前に崖が現れる。崖を登ろうとちょっと試みてみるけれど、無理すぎて諦めざるを得なくなる。 iPhoneというかiOSも、最初に出てきたときはアイコン

    合理的な選択の末に、いつの間にか世の中に取り残される感覚 - やしお
    zkq
    zkq 2020/11/03
    これはすごく示唆に飛んだエントリだ!
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