ストレージベンダーの米EMCの子会社である米VMwareは7月12日(現地時間)、同社の仮想化(バーチャライゼーション)ソフトウェア製品「VMware Server」の正式版を発表した。VMware Serverは、1つのマシン上で複数の仮想OS環境(バーチャルマシン)を同時に動作させることが可能なソフトウェアのサーバ版。同製品は今年2月に無償提供が発表され、5ヶ月間にわたってベータテストが実施されていた。同社によれば、この期間にダウンロードされたVMware Serverの本数は70万以上におよぶという。また正式版のリリースにあわせて、VMware Serverの稼働状況を管理する中央監視ツール「VMware VirtualCenter」の提供も行われている。 今回無償提供が行われるVMware Serverは、バーチャルマシン上でのゲストOS動作のために、メインとなるホストOSが必要な