手の指が3本で生まれてきた娘に「なんでみんなと違うの?」と問われて。先天性四肢障害がある子どもと家族が支え合う仕組みをつくる浅原ゆきさん 「手足の指が多かったり少なかったり、ひとりひとり様々な手足のかたちをもって生まれている子どもたちがいることを、知ってほしいんです」 ある日soarに一通のメールが届き、私は「先天性四肢障害」という症状を初めて知りました。 連絡をくれたのは、先天性四肢障害の子どもと家族をサポートしているNPO法人Hand&Footのみなさんでした。代表の浅原ゆきさんは、娘さんが生まれつき手の指が3本しかなかったことがきっかけで、この活動を始めたのだそうです。 先天性四肢障害はいったいどんな症状で、その子や家族にはどんな困難があるのか。そして、手足や指のかたちが人と違ったとしても、「ふつう」に生きているんだということ。彼らはたくさんの可能性を持っていることを伝えたい。 浅原