2007/05/31 中国上海の静安寺は、三国志で有名な呉の孫権によって建立された著名な仏教寺院だが、上海の中心地にあることから現在は高層ビルに囲まれている。米ジュニパーネットワークスは5月31日、静安寺近くのホテルにおいて、同社初となるテクノロジ関連イベント「J-Tech Forum」を開催。基調講演は、同社の戦略・企画担当副社長 ジュディ・ベニンソン(Judy Beningson)氏がジュニパーの戦略におけるトピックについて語った。 トピックは「マスカスタマイゼーション」「帯域」「OPEX」(運用コスト)「IPが国家的インフラになった」「新しいビジネスモデル」の5つ。1つ目の、マスカスタマイゼーションとは「顧客ごとの個別の要求に応えつつ、それに対して大量(マス)生産と同じような低コストで実現しよう」というもの。現在のネットワークは、まさにマスカスタマイゼーション化していっているとベニン
ここでは、通信方法の一つであるマルチキャストについて説明をしたいと思います。 マルチキャストはインターネット初期から存在していました。 例えば、経路制御プロトコルであるOSPFでは経路情報を作成するためにマルチキャストを利用しています。 しかし、経路制御の方法が難しかったり、マルチキャスト対応機器が少なかったため、マルチキャストはあまり一般には普及はしていませんでした。 最近は、経路制御の方法が洗練され、ルータやスイッチの性能も向上したため、徐々にマルチキャストが利用されるようになってきました。 マルチキャスト概要 マルチキャストとは、「誰かがデータを送り、必要な人にだけデータが届けられる」という通信方法です。 マルチキャストの送信者はどこに居ても良いことになっており、受信者は複数存在するという状況が想定されています。 TCPなどによるユニキャストは1対1の通信と呼ばれますが、マルチキャス
Table of Contents Introduction (0) Part I: The Rise and Stall of the Generative Net (0) Chapter 1: Battle of the Boxes (0) Chapter 2: Battle of the Networks (0) Chapter 3: Cybersecurity and the Generative Dilemma (0) Part II: After the Stall (0) Chapter 4: The Generative Pattern (0) Chapter 5: Tethered Appliances, Software as Service, and Perfect Enforcement (0) Chapter 6: The Lessons of Wikipedia
「ネットワークの帯域が限られているという前提が、そもそも間違っている。現在ある技術を使えば、帯域が足りないということはない」――論文「The Rise of the Stupid Network(ステューピッドネットワークの台頭)」の著者として知られるDavid Isenberg氏が5月13日、東京都内で講演し、ネットワークの中立性をめぐる議論について自説を展開した。 「The Rise of the Stupid Network」は、Isenberg氏がAT&Tに勤めていた1997年に書いた論文だ。通信会社は電話を使ってさまざまな機能が利用できるようにする「インテリジェントネットワーク」を目指しているが、そうではなく、ネットワークはただデータを送るだけの「ステューピッド(ばか)」な存在となるべきで、機能はすべてネットワークに接続された機器側に盛り込まれればいい、という考えだ。通信会社の中
ブロードバンド市場の世界的な急成長によって、リッチコンテンツにフォーカスする企業が増えてきた。これに伴い、大容量のコンテンツをインターネットで最適に配信するために設計されたコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)の需要も急速に高まっている。CDNを簡単にいうと、専用の高速回線ネットワークで結ばれた配信サーバを各地域、もしくは世界各地に設置し、エンドユーザーの位置に応じて最適な配信サーバから大容量のコンテンツを配信する仕組みだ。これにより、音楽や動画、ゲーム、大容量アプリケーションなどをスムーズにエンドユーザーへ届けられる。 こうした中で、独自の特徴的なCDNを世界的に展開する米国Limelight Networksは、CDN市場を上回る企業成長を見せている注目株だ。2007年3月には100%出資の日本法人も設立(正式営業開始は2007年7月)し、すでに大企業での利用も進んでいる。 米Li
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