NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは4月3日、25歳以下のユーザーを対象に、通信速度制限の解除やテザリングのオプションを無償で提供すると発表した。総務省の要請を受けたもので、学生が自宅でオンライン授業などを受講する際に、安定した通信環境を提供する考え。 3社は、スマートフォンで月間のデータ使用量の契約上限を超えて通信を行ったユーザーに対し、通信速度が低下しないように無償で通信制限を解除する。通信制限が掛かった場合に、ユーザーが通信できる容量を追加で購入できる「1GB追加オプション」(NTTドコモ)などのサービスを50GBまで無償で受け付ける仕組み。 スマートフォン経由でPCをインターネットに接続する機能「テザリング」を有料としているKDDIとソフトバンクは、テザリングの費用も無償とする。 対象期間はNTTドコモが4~5月、KDDIが4月1~30日、ソフトバンクが4月3~30日。25歳以下