上司が「評価基準」を明確に示すべき あたりまえだが、職場にはいろいろな人がいるし、自分にとって快適なリズムは人それぞれ違う。何も言わずに放っておけば、みんな好きなようにやるに決まっているのだ。しかし、こと仕事に関しては、あまりにも極端なマイペースは直してもらう必要がある。ところがそれをせずに、仕事は丁寧だがいつも期限に間に合わない人や、仕事は速いがミスを連発する人を黙認し続けることは、組織全体に「質さえ高ければ(スピードさえ速ければ)、遅れても(雑でも)いいんだよ」というメッセージを送っていることにほかならない。これはあまりいい影響を与えないだろう。 この状態を改善するには、多少独断でもいいから、上司が望ましい速さや丁寧さの規準を定め、それを繰り返し周知徹底することだ。 質を重視する職場であれば、「少しくらい期日に遅れてもなんとかなる。その代わり、絶対に他社に負けない素晴らしいものをつくれ
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