星の数ほどある東京の酒場を楽しむには、TPOに合わせた店選びも肝要。 そこで、酒場を知り尽くした酔人・・・失敬、粋人である『酒場放浪記』でお馴染の吉田類さんに教えを乞うてみた。4日連続で連載し、いずれも呑ん兵衛ならずとも行きつけにしたい程の名店揃い! 第3回目となる昨日は、1000円札1枚でも楽しめるセンホロ酒場を紹介して頂いた。そして最終日の今日は、酒のみならず肴も旨い、お腹も満足な酒場を紹介して頂く。 手が込んだ名物に舌鼓を打つ『山利喜 本館』(森下) 東京の新名所『東京スカイツリー』が開業してまもなく半年。すっかり下町の〝顔〟となった感があるが、もうひとつ忘れてはならないのが、大正14年から、下町の酒好きの心を満たしてきた名居酒屋の存在だ。 新大橋通りと清澄通りが交わる森下交差点のほど近く。夕暮れどきともなれば『山利喜 本館』の大きな赤提灯を目指して、どこからともなく舌の肥えた酒客た
![吉田 類の「俺の三ツ星」:肴の王者「煮込み」No.1はこの名居酒屋だ!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6dc3c164459dbfead937e29a74d532c6b2089e36/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fd35omnrtvqomev.cloudfront.net%2Fphoto%2Farticle%2Farticle_header%2Fthumbnail_image_path%2F5107%2F334ceabbd91512e661e3f29d71b8bf.jpg)