この送電線は、現在のJR東日本の武蔵境交流変電所から、同じくJR東日本の立川変電所を結んでいた送電線のようです。詳しい廃止時期まではわかりませんでしたが、1990年頃に航空写真からも消えているのでそのころかもしれません。 JR東日本、というか国鉄は自前で何割かの電気を賄っており、信濃川発電所と川崎発電所の電気を東京の鉄道に運ぶ起点となったのが武蔵境交流変電所のようです。そこから中央線などに電気を流す立川変電所までを結んでいたのがこの送電線だったようです。現在はJR中央線に沿ってケーブルで結ばれているとか。 鉄道の敷地の境界鋲には「工」の文字が掘られたコンクリート杭が使われていますが、この送電鉄塔跡地の一部にそれが残されているようです。探してみると面白いかもしれませんね。 現地は綺麗に整地されています。幅は12mくらいです。 そして、私有地であることを示す看板が複数設置されています。 この土