米マイクロソフトは、米政府によるクラウドコンピューティング関連支出をより多くの企業に振り向けるよう求めるため、アルファベット傘下グーグルやオラクルなど米業界大手に賛同を呼び掛けている。米アマゾン・ドット・コムの牙城を切り崩す狙いがある。 マイクロソフトは、大型の公的プロジェクトに複数のクラウドサービスを利用するよう米政府に連名で要請するため、他のクラウド企業に参加を呼び掛けている。この取り組みを知る関係者や、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した文書で明らかになった。 関係者によると、マイクロソフトがこれまでに接触した企業は、ヴイエムウェア、デル・テクノロジーズ、IBM、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)など。アマゾンにはまだ声を掛けていないという。...