いきなり急になにを言い出すんだ!? しかも上様の話の内容には 脈略がまったくない………! ビー休が耳をなでるときは――それはビー休のクセだ!―― 上様への気兼ねとか良心とかいったものが まるでない「頓知」をしているときなのだ! ああッ ビー休はどうしてこういう勝負を受けるのだろう! 頓知が趣味の上様と、腕が丸太みたいに太い高官! こいつらがヒマをもてあましたら なにをしでかすかわからない もちろん屏風から 本物のトラが飛び出すわけはない! ビー休はトリックを使ったのだ! そのトリックとは! この、社会的ダイナマイト一触即発的良心罪悪感ゼロ的猛毒セリフ的悪魔的計算頭脳的今世紀最大的犯罪小坊主漫画は、コミックビーム 2008年 07月号 [AA]掲載の、上野顕太郎先生のギャグ漫画、『夜は千の眼を持つ』から。 そして言うまでもなく、このパロディの元ネタは、イニシャルB・T(本名不明)の犯罪スレス