米マイクロソフトは1日、これまで政府機関を標的にしてきたハッカー集団が同社の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」や米アドビ・ システムズのソフト「フラッシュ」を攻撃したことを明らかにした。 マイクロソフトはOSの修正プログラムを8日に配布する。ウィンドウズ担当責任者のテリー・マイヤーソン氏が同社のウェブサイトに投稿したブログで説明した。同社によると、ウィンドウズ10最新版のブラウザー「エッジ」の利用者は今回の欠陥の影響を受けない。 マイクロソフトが「ストロンチウム」と呼ぶ集団による攻撃は、ベンダーが気付かず修正プログラムが開発されていないセキュリティー上の弱点を突き、パソコンを乗っ取ろうもので、グーグルの脅威分析グループが発見し、10月31日に公表した。 ロイター通信によると、このハッカー集団は「ファンシーベア」や「APT28」の名でも知られ、ロシア政府との関係や米民主党を攻撃するハッキング
![ウィンドウズやアドビのソフトをハッカー集団が攻撃-マイクロソフト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/67e55284ea7ee8894bad58b4df4b2d1c8f3e5db0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.bwbx.io%2Fs3%2Fjavelin%2Fpublic%2Fjavelin%2Fimages%2Fsocial-default-a4f15fa7ee.jpg)