マーケットで販売されるさまざまなナッツやドライフルーツ(2004年10月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALI AL-SAADI 【11月15日 AFP】さまざまな種類のナッツを日常的に食べている人は、そうでない人より心臓病リスクが低下する可能性があるとする研究論文が今週発表された。同種の研究としては最大規模だという。 13日の米国心臓病学会誌「Journal of the American College of Cardiology」に掲載された論文によると、クルミ、ピーナツ、その他の木の実類28グラムを1回分として、それを週に5回食べることは、心臓病リスクの14%低下と、動脈硬化による致死性合併症のリスクの20%低下に関連があるという。 32年にわたる看護師健康調査の一環として実施された定期的なアンケートの回答に基づく今回の研究では、クルミが最も健康的な選択肢と考えられるとの結果
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ハイチの首都ポルトープランスの病院で心臓手術を行う米仏の医療チーム(2012年4月16日撮影)。(c)AFP/Louis-Joseph Olivier 【10月27日 AFP】心臓切開手術を午前中に行った場合には、午後に施術した場合と比べて、術後に重篤な心臓障害を起こす危険が2倍近くになることとの研究結果が27日、発表された。 英医学誌ランセット(The Lancet)に掲載された報告によると、術後の結果に驚くべき相違をもたらす主原因がわれわれ自身の体内時計であることが明かされた。 仏リール第2大学(UL2)の心臓専門医らの実験と臨床検査によると、午前中に心臓手術を行った人の方が、術後の心臓障害が多く起こっているという。 体内時計は身体の昼夜サイクルを管理し、それによって睡眠パターンやホルモンの分泌、さらに体温を調節している。今月初めにノーベル医学賞(Nobel Prize in Phys
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重い心不全患者の心臓の働きを短期間助ける補助人工心臓を、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)が医療機器メーカー・ニプロと共同で開発し、10月から治験を始めると、29日発表した。体外設置型で従来より大幅に小型、軽量化し、30日間使える。9人の患者で安全性や効果を確認する。 心筋梗塞(こうそく)や劇症型心筋炎などで急速に全身状態が悪化し、治療をしても回復がみられない場合、短期用の補助人工心臓が使われることがある。それでも回復しない場合は、心臓移植の登録をして長期使用可能な補助人工心臓を装着する。 現在の体外設置型の短期用補助人工心臓は20年以上前に開発された。制御装置は95キロと大型で、脳梗塞(こうそく)の原因となる血のかたまりができやすいことが問題になっている。 今回開発した制御装置は8キロ、血液ポンプのモーターは650グラムと小型化に成功した。循環させられる血液量は約3倍になり、ポンプ
中京病院(名古屋市南区)は13日、生まれつき重い心臓病の乳児に心臓バイパス手術を実施し、成功したと発表した。この病気では心臓移植でしか救命の報告がなく、病院によると、バイパス手術で救命できたのは初めてという。 患者は愛知県内に住む生後4カ月の男児。男児は、生まれつき全身から心臓に戻ってきた血液を肺に送る動脈が閉じており、さらに心臓の筋肉に酸素を送る血管「冠動脈」も左右両方が閉じている病気だった。 男児は5月、生後41日で、冠動脈に酸素の多い血液を送れるよう、人工血管をつなぐ心臓のバイパス手術などを受けた。術後の経過は良好で心臓の機能は改善、9月13日に退院した。 中京病院の大橋直樹・中京こどもハートセンター長(小児循環器内科)は「これまで心臓移植しか手立てがなかった病気に対して、手術で命をつなげることができた。今後、新たな治療の選択肢になりうる」と話している。(月舘彩子)
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